無理矢理リヤショックバンプラバー交換
・DR-Z400Sの無理矢理リヤショックバンプラバー交換
バイクのリヤショックには、バンプラバーと呼ばれる底つき時にショックユニットを守るためのクッションがついています。
このバンプラバーは、10年もすれば経年劣化でボロボロになります。中古のトレール車では既に無くなっている場合も多いです。
私のDR-Zも朽ちて果てそうになっているので、交換にチャレンジします。
しかし、大きな問題があります。多くトレール車は、バンプラバー単体で部品が出ません。
レーサーですら一部の車種しか出ないのです。
DR-Zも単品で出ませんので、他車のバンプラバーを流用します。
DR-Zのピストンロッド径は16mmなので、KX450Fのバンプラバーが使えます。(カワサキ純正部品92161-1172 \810)
※参考までに、多くの250ccトレール車はロッド径14mmです。この場合はXR250Rのバンプラバー(ホンダ純正部品 52427-KT1-671 \658)が使えます。
高さは60mm程度です。(写真の撮り方が下手ですみません、実測は60mm程度です)
本当は、バンプラバーを交換するにはショックユニットを分解しないといけません。
今回は横着し、バイクに取り付けたまま行ってみます。カッターで切れ目を入れて装着し、タイラップで締め上げる作戦です。
スプリングの隙間からバンプラバーを挿入し、ロッドに巻き、タイラップで締め上げます。
このバンプラバーは3つの窪みがあり、タイラップ3本で締めるのにちょうど良い感じですw
本来はここまでバンプラバーが劣化しているようならオーバーホールすべきですが、オイル漏れも無いので、延命してみました。
繰り返しますが、本来あるべき姿ではありません。
このタイラップの引張強度は18.2kgでしたが、それを3本つけたところでどれだけ持つかは不明です。
モトクロスコースですごいジャンプを飛ぶ人がこれをやったらちぎれるかもしれませんが、
私の使い方ではバンプラバーに当たることは少ないと思うのと、
朽ちてほとんど無くなっていたものに比べれば、例え1回きりとしてもショックを守る効果は歴然だと思います。
今シーズンはこれでいってみます。ダメなら今冬にでもオーバーホールしたいと思います。
締結部が見えるのが格好悪いので、フロント側に回しておきましたw