フロントフェンダーデカール貼り
・DR-Z400Sのフロントフェンダーにデカールを貼る
引越し前にebayで買ったROCKSTARのフロントフェンダーデカール。
かれこれ1年くらい経とうとしていますが、存在を忘れる前に貼ろうと思います(笑)
過去にMotostyleMXのフルキットを貼りましたので、ノウハウはあります。
ただ、かなり神経を使う作業なので、フロントフェンダーくらいがちょうど良いです(笑)
今回は初めて貼る方向けに、順を追ってご紹介したいと思います。
購入したROCKSTARのデカールです。RM-Z450のフェンダーに換えていますので、それ用になります。
値段は\2,000もしなかったと思います。3ピースになっています。
まずマスキングテープで仮止めしてみます。
全体のイメージをつかむとともに、どういう順番で貼っていけばいいかシミュレートします。
フェンダーを取り外します。付けたままだと立ち作業になり、疲れますし、精度が落ちると思います。
外せるものは外すことをオススメします。外したら、パーツクリーナーで表面を綺麗にしておきます。
IKEAのイスが良いスタンドになりますね(笑)
ここで必須アイテムの1つ、石鹸水を入れた霧吹きが登場です。
こういったデカールは必ず"水貼り"します。あらかじめ、対象物とデカールに石鹸水を吹いてから貼っていきます。
なぜか?石鹸水が乾くまでの間、剥がしたり、位置の微調整をしたり、気泡を抜いたりが可能になるからです。
石鹸水無しで、乾いたまま一発で位置決めできる人は、超人だと思います。
いや無理です、絶対にやめてください。もしそれで失敗したら綺麗に剥がせないですし、デカールと時間を無駄にします。
霧吹きは100円ショップで売ってると思います。中身は、水に台所用洗剤を1滴入れれば充分です。
たくさん吹きます。やりすぎても全然大丈夫です、後の工程で水を抜くので問題ありません。
デカールの接着面にも忘れずに。
まず先端のピースを貼りました。
こういうフェンダーの形に沿っているものなど、分かりやすいところから貼りましょう。
さて、側面のピースを合わせてみます。
先っぽがロゴの一部分になっていますね。こういう位置は必ず合わせます。
先っぽのほうだけ貼りました。ROCKSTARの★が見えるでしょうか。
側面のピースは曲面になるため、ちゃんと貼らずに、洗面所に移動します。
ここでもう一つの必須アイテム、ドライヤーです。
曲面になるところは、熱で曲げながら貼ります。
ドライヤーをガレージに持って来ればって話ですが、この工程は本当に神経を使うため、床に座ってやりたいのです。
デカールに熱を加えると、柔らかくなりながら縮みます。一方、柔らかくなるため、力を加えると伸ばす事もできます。
基本は、ドライヤーで熱を加え、曲面に合わせ指で軽く押さえながら、やさしく貼っていきます。"やさしく"がコツです。
力を入れすぎて一部分だけ伸びたりすると、そこだけ縮ませるのは難しいです。(そんなピンポイントに熱を与えられないので、周りも縮んだりします。)
また伸ばしすぎると、印刷してあるロゴや文字が歪みます。やさしく、やさしくです。
ついでにまんべんなくドライヤーを当てながら全体を軽く押さえ、気泡と水を抜きます。
あとは、焦らないこと。
下の写真は途中経過ですが、ヨレヨレしていて、このまま貼ったらシワになってしまうと思いがちです。
作業中、この程度のヨレが発生するのは正常です。平面のものを曲面に貼ろうとしてますからね(笑)
これを熱と力加減で、フェンダーに合わせデカールを曲げながら貼っていくのです。成功すればシワになりません。
貼り終わりました。成功です。
IKEA製フロントフェンダースタンドにセットしました(笑)
取り付け完了です。
今度はヘッドライトカウルがちょっと寂しく感じますね(笑) まずいまずい、ループに入らないようにします。
コツさえ掴めば、そんなに難しく無いと思います。ぜひチャレンジしてみてください。
早速、ホームコースの林道で泥だらけになりました。