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オフロードバイクのメンテナンス

オフロードバイクのメンテナンスについて説明します。

XT250XヘッドライトをDR-Z400Sへ流用

・XT250Xの純正ヘッドライトをDR-Z400Sへ流用取り付け

何度か取り上げていますが、DR-Z400Sの純正ヘッドライトは暗すぎます。

本当に暗いんです。街灯の無い山道では、最大限の集中力で路面に目を凝らさないと走ることができません。

月明かりが明るい夜、ヘッドライトが配線の接触不良で消えていたのですが、暗い事に慣れていた私は気づきませんでした(笑)

なぜこんな実用性の無いライトなのか。以下の2つの原因が重なっていると私は判断しています。

スズキが軽量化を追及しプラスチックレンズを採用したため、耐熱特性上35Wのバルブしか使用できなかった。

光量不足で車検に落ちる例が増え、モデル途中でレンズカットを変更した。結果、局所的な照射になり視認性はさらに悪化した。

先日の夜、街灯の無い河川敷の道路で、道じゃないところに突っ込みかけたので、もう根本対処を行うことにします。


定番ですが、ヤマハXT250Xのヘッドライトレンズを流用します。WR250FやDR250R後期も同じもののようですね。

その他、光軸調整用のネジ/ナット/スプリング/スペーサ、H4カプラ、すきまテープが必要になります。

ヘッドライト交換

交換前の純正ヘッドライトです。

ヘッドライト交換

裏側はこんな感じです。

ヘッドライト交換

レンズの新旧比較です。左がXT250Xのレンズユニットです。

ヘッドライト交換

両サイドにすきまテープを張ります。XT250Xのユニットは上下がややきつく、左右が若干空くためです。

この情報をアップしてくださったインターネットの先人に感謝いたします。

ヘッドライト交換

当て込んでみました。いやぁホントにぴったりです。

ヘッドライト交換

光軸調整用のねじ類は以下の順番で仕込みます。

ヘッドライト交換

問題は上側の固定です。そのままでは固定のしようがありません。

ヘッドライト交換

そこで固定部品を作ってみました。ホームセンターで売っていた樹脂製コーナーモールを加工します。

L字で長辺が2cm、短辺が1cmにすると良い感じです。2cm×2cmしか売ってなかったので自分でカットしました。

さらに適当な幅にカットし、ハンドドリルでネジ穴を開けます。樹脂の加工は楽ですね。

変な色ですが、このオーク柄しか無かったのです(笑)外からは見えないので良しとします。

ヘッドライト交換

さきほどの固定部品とH4カプラを取り付けました。

ヘッドライト交換

表側です。

ヘッドライト交換

完成です。純正ルックですね。

ヘッドライト交換

交換後は劇的に明るくなりました。路面がちゃんと見えます。

照らしているところと、そうでないところがハッキリ分かります。前はほんのり分かる程度でしたから(笑)

良いヘッドライトは明るいバルブ+良いレンズユニットで成り立つということが良く分かりました。

車検に受かるだけでしたら高効率PH8バルブとリレーで充分ですが、夜間走行をするのであれば、

ヘッドライトユニットごとの交換を強くお勧めします。


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