タイヤ交換
・DR-Z400Sのリヤタイヤ交換
DR-Z400Sのリヤタイヤを交換します。最近はお店に出してしまっていましたので、久しぶりです。
その昔、KLXを購入した直後は自分でチャレンジしていましたが、
タイヤレバーでチューブに穴を空ける、なかなか落ちない/上がらないビード、廃タイヤの処分に困るなどネガな経験が多く、
かつ消耗品なので定期的にやならければいけない…ということで、近年はサボってしまっていました。
ホイールだけ外し、車で店に持っていってやってもらうのが自分の中でのベストになっていました。
とはいえ、ツーリング中のパンクに対応するには必須のスキルです。
今回は定期的な作業スキルレベルの確認として行おうと思います。
上手な人は難なく短時間でできる作業です。そうなるためには場数も重要ですよね。
タイヤはピレリMT21の120/90-18です。重さは5.8kgでした。
バイクをジャッキアップしリヤホイールを外します。
ムシを外して空気を抜き、ビードを落とします。
MT21…固いです…。空気抜いて踏んでも落ちません。
即席ビードブレーカーということで、手持ちのC型クランプで潰して落としました。
片側のビードを外し、チューブを取り出します。
もう片方のビードを外し、グイグイとホイールを蹴り出します。ホイールだけになりました。
新旧タイヤを比較します。旧タイヤもMT21ですが、まるで別物ですね。
ビードクリームを塗ります。ここはケチらず大量に塗ります。
ホイールをはめ込んでいきます。やはり固くて腕が痛いです。
片側のビードを入れて、チューブを入れます。
チューブを入れたら軽く空気を入れ、チューブのよじれをとります。
もう片側のビードを入れていきます。固い固い…。欲張らず少しずつです。
他のところでビードが上がっているとなおさら固くなるので、落としながら進めます。
ビードが嵌ったら、ムシを外したままひたすら空気を入れます。
するとポンという音がしてビードが上がります。両側のビードが上がったら、ムシを入れて再び空気を入れます。
なぜ最初からムシを入れないのかというと、空気を入れるときに抵抗になるからです。
ビートを上げるには標準空気圧よりかなり高い圧にしないといけないので、抵抗を減らしたほうが作業効率が上がります。
その昔はしょぼい足踏みポンプで延々やっていました。この手でストロークするポンプはかなり効率が良いですね。
完成です。
さて、廃棄タイヤを処分します。カッターでビードワイヤー部分を切り取ります。
最初は力がいりますが、一度切り込みを入れれば、スッと切れていきます。
タイヤ部も切断して2つ折りにします。あとは燃えないごみに出します。
やはり体が覚えている部分もあってそこまで苦労はしませんでしたが、時間もかかってしまい、ヘトヘトでした。
ひとまず、現状のスキルレベルを確認できて良かったと思います。
皆さんも是非トライしてみてください。覚えれば一生物です。