林道ツーリング時の装備
・林道ツーリングに行くための携帯工具
林道では携帯電話の電波が通じない事が普通です。オンロードのように簡単にレスキューを呼べません。
バイクに何かあれば自分で対処し、山を下りる心構えが大切です。
今回は私が林道ツーリングの際に何を携帯しているかをご紹介します。
私は車載工具のほかに、このようなツール類を持っていきます。
①軍手
修理をする際は、まず怪我を防ぐために手袋を着用します。出血や火傷をして二次災害になると最悪です。
あせって素手で行うのではなく、落ち着いてこういう基本的なところから環境を整えます。
②タイラップ
あると便利なタイラップ。転倒で何かの部品のステーが折れたりした際に、一時的な固定に使えます。
強度もあり、家まで帰るための一時的な対処としては最適です。長めのものを5本くらい持っています。
③エアゲージ
タイヤの空気圧を測るための工具です。空気圧の調整やパンク修理の際に使用します。
④エアポンプ
タイヤに空気を入れる工具です。空気圧の調整やパンク修理の際に使用します。
⑤タイヤレバー
パンク修理の際に使用します。携帯用の少し短めなものを最低2本は用意しましょう。
もっと長いほうが効率は良いので、自宅でタイヤ交換する際はこれは使っていません。あくまで携帯用です。
⑥携帯用スタンド
主にパンク修理の際に使います。パンク修理の際には林道でタイヤを外さないといけませんが、どうやってホイールを浮かせますか?
一般的なメンテナンススタンドは携帯できる訳ないですし、寝かせたり、立木をうまく使う手もありますが、私はこのスタンドが最適だと思います。
使い型はこんな感じです。3分割でコンパクトに収納できます。
⑦エアバルブプーラー
パンク修理の際に使用します。チューブをはめるときに、エアバルブを出すのが簡単になります。
⑧ビードクリーム
パンク修理の際に使用します。ビードを上げ易くする為に塗ります。
⑨パッチセット
パンク修理の際に使用します。パッチ、やすり、ゴムのりが入っています。
100円ショップのもので充分ですが、ゴムのりは一度開封したら長期保存できませんので、買い替えておきましょう。
パッチも製造からあまり時間が経つとつきにくくなります。100円ですので、定期的に新しくしましょう。
⑩ムシ回し
パンク修理の際に使用します。エアバルブ内のムシを外すのに使います。
⑪予備レバー
ブレーキとクラッチで1本ずつ持っておきましょう。
⑫ボックスレンチ
車載工具にもボックスレンチは入っているのですが、これを使ったほうが速く回せるのです。
これらを以下の工具袋に入れてまとめています。
バイクには、ENDURISTANのXS 6.5 base packに入れて、キャリアの上に固定しています。
上記の工具袋を入れてもまだまだ余裕があります。
完全防水なので、雨が降ってきたらスマホや財布などもすべてぶち込んでおけば安心で便利です。
そのほか、長距離の際には予備のチューブも加えたりしています。
各自トラブルに備えましょう。