車検対策 ヘッドライト光量アップ
・DR-Z400Sのヘッドライト光量アップ
DR-Zのヘッドライトの暗さは有名です。新車でも車検ギリギリ、経年劣化で通らなくなります。
そのため、車検時には何らかの対策が必要となります。
ただし、このプラスチックレンズのランプASSYとライトカウルは他車種よりとても軽くできています。
車検合格<性能とは…スズキらしいですねw
リレー回路を作成します。プラスだけでも良いのですが、マイナスも引いてみます。
材料は以下です。Monotaroで揃えれば\1,500位だと思います。
車検はハイビームのみ検査されるので、リレーは1個しか使いません。プラス側にヒューズをつけましょう。
(1) 1.25sqの配線コード 130cm程度 x 2本
(2) リレー x 1個
(3) ヒューズホルダー x 1個
(4) ガラス管ヒューズ(10A) x 1個
(5) クワ型端子6φ x 2個
(6) ギボシ端子 x 適量
左サイドカバー、エアフィルターカバー、左シュラウドを外して、
バッテリーからヘッドライト裏まで配線を這わせます。
配線図を書いてみました。下記の通りリレーに接続します。
本当を言えば、バッテリーからの直アースは要りません。車体側アースを二又ギボシで分岐してリレーに入れればOKです。
変わるかな~と期待して電圧を測定してみましたが、変化はありませんでした。
テスターで電圧を測定してみます。作業場所の関係でエンジン停止時の値です。
ノーマル配線(ハイビーム)
バッテリー直配線
やはり電圧降下はあるようですね。
あとは、ヘッドライト裏に適当にリレーをぶち込みます。どうせ車検時だけですから。
固定したい方は、近いネジやステーにタイラップでよいと思います。その後、外装を戻しましょう。
この状態でユーザー車検に行ってきました。
バルブはM&Hマツシマの高効率バルブ(B2クリア PH8 12v 35/36.5w)です。
テスター屋さんでの測定結果は、なんと235hcd(23,500カンデラ)でした。
15,000カンデラ以上あれば良いので、DR-Zでは記録的といえる余裕クリアです。
高効率バルブと今回作ったヘッドライトリレーで、車検は問題無いことが証明できました。