IMPACT(インパクト) LEDヘッドライト
IMPACT(インパクト) バイク用LEDヘッドライト H4用です。
CREEのXM-L2が3発です。Lowで上2個が光り、Highで下の1個が追加で光ります。なのでHighでは3個同時点灯になります。
ハロゲンバルブと並べてみました。発光位置はだいたい合っていますが、大丈夫だろうか。
私のバイクの場合H4カプラを経由する必要が無いので、ギボシに替えてしまいます。
XT250X用ヘッドライトに装着しようとしましたが、取り付けスプリングが干渉し、入りません。
ポン付けしたいと思ったら、バルブの位置決め金具とヒートシンクの間に25mmほどの隙間が必要ですね。
スプリングの加工はできると思いますが、こういう場合はまず落ち着いて、加工するほどの価値がこの商品にあるのかを先に検証します。
点灯テストです。
室内でのテストですが、確かに60/55Wのハロゲンバルブより明るく感じます。
しかし、大きな問題を見つけてしまいました。
ハイビームで5分ほど連続点灯しましたが、何か熱気を感じます。
赤外線放射温度計で計測したところ、なんとヒートシンク中心部が79°C。火傷しますよこれ。
ちなみに冬で室内温度は20°Cです。
側面でも65.2°C。気温20°Cでまだ5分ですよ、真夏の渋滞なんかどうなってしまうのやら。
このヒートシンクの周りにメーターやスイッチ類の配線が通る事になるので、影響が心配です。
ちなみにハロゲンバルブを同じように5分連続点灯した場合の端子温度は41.2°Cです。
しかもカプラの中になるので、外部への影響は無いといっていいでしょう。
この熱問題により、私は採用を見送りました。別ルートで格安で手に入れていたのがまだ幸いでした、これに\6,980は出せない。
ちょっとこのLED互換バルブは発展途上と言わざるを得ません。
ただ、状況からしてファンレスのものは大差無い気がしますね。やはりファンは必要なのか…。
照射性能では未来の明るさを確かに感じましたので、一流メーカーの製品はどうなのか気になりますね。